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夏コミ以降、眠りの浅い日々が続いていましたが
今日はぐっすりと眠れました。
皆様のおかげで、気持ちよく床に着く事が出来たんだと思います。
ありがとうございます。
さて、次回の参加イベントなんですが
もしかしたりもしかすると、京都に行くかもしれません。
いえ、多分行くでしょう。
ツイッターなどでお世話になっている方に、お誘いいただきました。
「Maiden's Garden 5」
というイベントです。
京都観光がてら、東京から乗り込もうと思っております。
お近くにお住まいの方いらっしゃいましたら
是非とも京都の会場でお会いしたいと思います。
こんな機会もそうそうないので
いろんな方とお話できたらうれしいです!
自分が自信を持って「尊敬している」と言える
田中ユタカ先生の新刊が発売されるからです。
ミミア姫
という作品です。
田中先生のお名前を知ったのは、この作品が最初でした。
古本屋で何気なく手にとったミミア姫の1巻に心を打たれて以来
ちぢれは田中先生の大ファンになりました。
田中先生の漫画はどれも、丁寧に丁寧に描かれています。
そして、必ず心に響いて残ります。
田中先生の愛人〔AI-REN〕という作品があります。
終末的な世界観を持っていますが
希望を捨てない人々を、温かい視線で描いてらっしゃいます。
誰しも、未来に不安を持っていて
いつ世界が終わってもおかしく無いという
茫漠としたプレッシャーを感じています。
実際、世界は消滅に向かっているかもしれない。しかし――
田中先生は、その「しかし」を、見事なまでに提示してくださる方です。
「ミミア姫」という作品は
1,2巻を読んだ限り、その世界観をまだはっきりと明示されてはいませんが
現在の世界を超越した、ファンタジーやおとぎ話に近い世界観だと思います。
それこそ、「愛人」に描かれているような終末を
人が繰り返して繰り返して、やっと辿り着いた
……そんな世界なのでは、と勝手に思っています。
ですから、ミミア姫に「しかし――」を自分は見出しましたし
人は現世に幸福を求めがちですが
もっともっと、何十、何百という世代を経た
未来を見据えた上での幸福を希求するのも、悪く無いのでは
と思わされたものです。
これはネタバレというか、自分の勝手な妄想なので
是非、単行本をお読みになるか
田中先生のホームページで公開されている
1,2巻のダイジェスト版無料PDFをご覧になってください。
こちらで公開されています。
単行本化されている漫画を、無料で公開する作家さんなんて、前代未聞です。
よく出版社の方がお許しになったな、とか
普通は3巻出るから1・2巻買ってね! だよなぁ…… とか
色々と考えさせられましたが
そういった問題を解決できるくらい
田中先生がミミア姫にかける情熱をお持ちだという事でしょう。
作品を提示する姿勢まで、本当にリスペクトするに足る方だと思います。
愛しのかな
という作品や
もと子先生の恋人
など
心温まる作品を多く出されています。
ただ
読んだ後
ものすごく、人肌が恋しくなります(笑)
ですが、それは人として正常な気持ちを発露させていると思うので
そんな忘れがちな誰かを求める心を
思い出させてくれる作品でもあると思います。
そんなわけで
ミミア姫三巻(最終巻)
よろしくお願いします。
1,400円(税込)と
漫画本にしてはお高い値段かもしれませんが
その値段以上のページ数とクオリティであると
確信しています!
その確信を証明するために
自分は明日朝一番で
秋葉原のCOMIC ZINで購入しようと思っています。
どうやら、特典でイラストカードがつくようです。
阪急の紀伊国屋ではサイン本も置かれるそうですよ。
関西住みの方は、是非。
関係無い話にはなりますが
COMIC ZINさんの同人誌売り場に、自分の同人誌もそのうち並びたいものです。
ミミア姫3巻読んで、頑張ろうと思います。
長々とすいませんでした。
ではでは
(written byちぢれ)